薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【参燻】〜水→白→紅,出世野菜?〜

頂き物の赤ら顔

なんでも韓国のお土産らしい。

 

高麗人参のゼリーということでしたが、食感はゼリーというよりグミに近い感じ。

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ゼリーということではありますが、いうても高麗人参
なんか体に良さそうですね。

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高麗人参はアジアの涼しく乾いた極東地方にのみ自生するらしく、沖縄の様な高温多湿では育たないのだそう。

 

人参の薬効?効果か。としてはサポニンによる鎮痛から肝機能保護、解熱など多岐にわたるようですが、それは人参の種類によって異なり高麗人参サポニンに加えてミネラル分も豊富である為、冷え性,血圧、,不眠など本当に多くのメリットがあるようっすね。

 

人参と呼ばれてはおりますが、我々の知る野菜の人参とは根本的に違う種類。
野菜の方はセリ科で、こちらはウコギ科なんだって。

 

同じく人参という名で呼ばれる沖縄の島人参はその辺どうなんだろ?
また次回調べてみよっと。

 

で、今回いただいたグミみたいなゼリーには「紅参」の文字がありました。
なんでも高麗人参は加工法によって名称がことなるのだそう。

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畑から取ってそのままのものを「水参(すいじん)」。
水分が多く含まれてるからかな?

 

生のまま食べたりすりおろしたり、煎じたりするのだそうですが韓国の薬膳鍋、参鶏湯(サムゲタン)にも入ってますね。

 

あと皮を剥がし熱風で乾かしたものを「白参(はくじん)」
保存を良くするための工程で生まれたようですね。

 

んでもって皮を剥がずに蒸気で蒸した後に自然乾燥させたものを「紅参(こうじん)」と呼ぶらしく、白参と比べると皮を剥がしてないのでそこに多く含まれるサポニンジンセノサイド)も多いし、蒸すことで更に増えるためより価値が高まるのだそうでっす。

 

そんなありがたい紅参の名を冠したゼリーですが、そのお味は・・・・うん漢方っぽい。

なんか土の風味が・・・・。お世辞にも美味しいものとは感じませんでした(w)

 

でも体に良さそうなんで、もう一つくらいもらっとこうかな?

 

流石にこれは燻しても美味しくなさそうなので、燻製にするのは断念!