【ジンクスと認知バイアス】~何を信じて掌から毀れる砂を拾うか?~
沖縄は雨が続いてます。
梅雨
このジメジメした季節から
本格的な夏に向かって
毎年話題に上るのは
「怖い話」
先日のTVでも沖縄に昔から
伝わる幽霊話を現代風に
舞台を置き換えて
映像・ドラマ化してました。
私もそれなりにこの時期に
もってこいの体験談は
ありますが、それはまた
次の機会に。
ところで貴方は雨男を信じますか?
はいは~い!という声が
聞こえてきそうですね。
何故かその人と行動すると
雨が降る
とか
一緒に出かけると何かしら
アクシデントが起きる
トラブルメーカーと言われる人
科学的、統計的に見ると
そんなはずは無いのに
どうしても
そう思われてしまう要因は
認知バイアスと言う心理状態
から来ています。
認知バイアスとは
目の前に起きてしまった事象に
対して「無意識に」自分の
都合のいい理由付けを
してしまう誰もが持っている
傾向の事。
雨男・雨女さん以外にも
例えば
プロスポーツ界でも
恋愛でも
水族館デートをすると、
近いうちに別れてしまう
等色々あります。
しかし冷静に考えてみると
それぞれ科学的に証明された
因果関係も無く
言ってしまえば決め付けや
思い込みに過ぎません。
こう言ってしまうと何だか
悪い事のように感じますが
逆手にとって意図して
ポジティブに働かせる事も
可能なのがこの認知バイアス!
占いや直感を信じて自身の
モチベーションにしている人
も沢山います。
ゲン担ぎや科学的な側面で言う
と薬のフラシーボ効果が
まさしく認知バイアスを逆手に
取った例と言えます。
リラックスや安心に繋がる様な
「理由付け」を敢えてやってみる
それだけで思考や行動が前向きに
なるのであればやらない手は
無いのでは?
その理由を信じることが出来れば
人は無意識にその為の方法や
アイディアを探すものです。
因みに私は就職支援をする際に
「緊張して面接の際に頭が
真っ白になるのが不安だ」と
言う学生に対して
これまでアルバイトやゼミでの
発表の時に上手くいったケースを
思い出し、その日に何をしたか?
何を持っていたか?
と質問し、思い出させます。
そして面接の当日も同じ行動
または同じ持ち物を持たせます。
それをしたから
または持っていたからという
理由付けをさせて
前回の成功体験と今回の挑戦を
紐付けする訳です。
貴方にとってのモチベーションの
種は何ですか?
PS:しかし、本当に良く降る雨です。
やっぱりこないだ僕が車を丁寧に
洗ったからかな?(w)