薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【モデリング】〜妄想癖と緊張の間で〜その壱

今でこそ人前に出てセミナーしたり

ラジオで話したりしてるけど、
ほんの少し前(といっても数年)迄

はなるべく目立たないように
人の後ろに隠れて、やり過ごすのが

日常だったチキンな私。

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今でも決して矢面に立つのは好き

という程では無いし、
話すのも上手ではないが、

少なくとも伝えることの面白みも

分かってきている。

 

きっと私のように人前にも出たい

気持ちはあるし、
その必要性も感じているけど

中々勇気が出ないという人も沢山いる

と思ふ。

 

実際に支援している学生にも「やる気」

はあるのに面接でうまく話せない

といった悩みを持っている者は多い。

 

話すことに苦手意識を持っていて、

上手に話そうと思えば思う程、気持ち

が空回りして主訴からズレていって

しまう。

 

そんなときに知っておいたほうが良い

テクニックがある。

 

緊張する要因はいくつかある。
・何を話していいか分からない
・話す順番が分からない。
・言った事を否定されるのが怖い。
・自信が無い。
等だ。

 

何を話していいのか分からないのは、

リサーチや自己分析の不足が原因。

 

つまり相手の求めているであろう事や
自分自身のの強み、そしてその二つの

共通点を見つける事で
解決できる。

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但し、これには中々の時間がかかる

ので、直面したタイミングで行う

べきものではない。

 

次に話す順番が分からないのは、

わりかし直ぐに解決可能だ。


まず、言いたい事の全体を幾つかの

塊(チャンク)に分ける。

面接では概ね3〜4つのチャンクが

話しやすいし、聞き手としても

内容を受け止めやすい。

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つまり段落分けをするのだ。

志望動機なら尚、簡単だ。以下の流れで

返答例を作るといい。


1段落目:結論(短めに要点だけ

をまとめ、決して説明調にしては

いけない)
2段落目:その結論を思うように

なった経緯
3段落目:企業と自分とのベクトルの

一致する部分の主張。つまりは他社

でなく対象となる企業を選んだ理由だ。
4段落目:再定義。一段落目で結論

だてた事を少し表現を変えて改めて

主張する。

 

これだけで他の者には書けない

(言えない)

志望動機が出来上がりだ。

 

基本志望動機以外でも段落を意識し

段落毎のテーマさえ決めてしまえば

比較的上質なトークが出来る。

 

この様なことを事前に知ってさえ

いれば就活だけで無くプレゼンや

会議の発表などでも活きるし、

それを実践することで自信も付く。

 

実際、超が付くほど小心者でネガティブ

な私がそれなりに自信をつけたのだから

効果の程は保証する。

 

もう一つの対策として一度、TEDで

勉強するのも良いかも知れない。
「話すの上手だな〜」と感心するだけ

ではなく、どの様な話し方をするのかを

「観察」するのだ。

 

自分が出来ないことをしている人がいる。
それをセンスの一言で片付けるのではなく、
何をしているのか?参考にすると良い。

そして一度自分の話すべきテーマに

置き換えると意外とうまくいく!

 

ビジネスの世界では成功はセンスなど

ではない!パターンだ!と言われる。

 

成功するためには、成功者を模倣する

ところからはじめるべきらしい。

自分なりを加えるのその後で構わないと

言う事だ。


さて少し長くなったので
「否定されるのが怖い」

そして「自信が無い」に
ついては次回のブログでまたお話しよう

ぞなもし。