薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【文章の書き方】〜マーケティングにみる起承転結 其の弐〜

ラジオにリクエストしたり
メッセージ送ったりした事
ってありますか?

 

最近ではTVでもTwitterとか
連動してて参加型の番組も
ありますね。

 

そんなトコに投稿する
皆さんはコメントがお上手
でとてもウィットも効いてて、
随分楽しませてもらってます。

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実は私もラジオ番組持ってて
リスナーさんからのコメント
を読む立場にもあるんですが
とても勉強にもなります。

 

良かったら皆さんの声も
聞かせて、もっと勉強させて
下さいませませ。

因みに毎週土曜の夕方
5時〜FMぎのわん 79.7MHz
「本音ラジオ」です。

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 ↑こんな奴らで作ってます。
これは去年のハロウィーンの時の写真

 

大分ゆる〜く進路やお仕事
勉強、マーケティング
親子関係、夢、などに
ついて本音でお話ししてます。

 

コミュニティFMなので
電波の飛びは狭いエリアに
なりますが、
Ustream(ユースト)
TwitCasting(ツイキャス
でも視聴・参加できますので
是非!

 

さて前回の記事では文章を
一個の大きな塊ではなく
段落として分割することで
断然!書きやすくなる!
と言うことをお伝えしました。

 

今回はその分割した段落を
どう捉えるか?
についてですね。

 

履歴書のような文章や
面接時の返答にはセオリー
があります。

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短い尺の中で明確に「答え」
を表す必要性がある為
なるべく短い結論から述べる
様にしましょう。

 

なので分割した内の
第一段落目は「結論」という
ことになります。

 

質問が志望動機ならば
なぜ、応募を決めたのか?
に対する簡潔な答えを
書く!

 

決して説明調になっては
いけません。

 

要点を1つ〜2つに絞ります。
例えば応募先がゲーム業界
だったとしたら。

 

どんなゲームを作りたい
のかを挙げてもイイですね。

 

○○の様な△△するゲームを
作りたい!

 

この様に言い切り型で自身の
現時点での目標を伝えると
次の段落を読みたいという
心理が働いてきます。

 

次に第二段落目では読み手の
何でだろう?と言う疑問に
答えてあげます。

 

どんなきっかけがあって
その様な目標を描くように
なったのか?です。

 

そして第三段落目ですが
履歴書の志望動機の場合
相手先企業と自分との共通項
即ち、複数の同業他社の内、
なぜ対象となる企業を選んだ
のか?

 

価値観や考え方のベクトル
を述べて自分が他社とどの
様に差別化を行い絞り込ん
だのかを提示します。

 

最後に第四段落目
殆どの応募書類や面接の返答
では3〜4段落に分けるのが
ベターで、それ以下だと
伝える内容が希薄になりますし

 

それ以上だとクドくなっちゃい
ますから注意が必要です。

 

で、四段落目は第一段落で
出した結論の再定義や
その目標を達成する為の
具体的方策で締めます。

 

この流れを例文にすると・・・

 

「私は○○の様に△△する
ゲームが作りたいと考えて
います。

小学校の頃親に連れられて
初めてゲームプログラムの
体験イベントに参加し、普段
何気に楽しむゲームが作られる
様を見て自分で作った作品が
誰かを楽しませる、そんな
場面を想像すると高揚する
ようになりました。

貴社は□□という手法を
積極的に取り入れ他社には
無い技法で私の描く☆☆が
実現できると感じ志望しま
した。

現在は日々変化するITの世界
で後れを取らないよう▽▽から
も情報を入れるなど就活と平行
しながらも即戦力に向けた努力
を重ねております。」

 

これで240文字

 

履歴書の殆どは200〜250文字
程度が入る枠でできています
から、基準となる文量だと
思います。

 

大事なのは段落毎に何について
書くか?を事前にはっきり
させておくこと!

 

何となくでペンを走らせても
支離滅裂な文章が出来て、
その修正に帆走する事になり
ます。

 

もう少し段落のヒントを挙げる
としたら

 

第一段落目:長期ビジョン
第二段落目:きっかけとなった
      過去
第三段落目:企業との共通点・
      ベクトルの一致に
      よる信頼
第四段落目:中・短期ビジョン

 

とでも言えばいいでしょうか?

 

各段落を文章にする際、
気をつけるのはあまりにも描写
を細かく書かない事!

 

よく具体的に書け!と
言われる事が多く

 

意外な様に感じるかも
しれませんが
履歴書の各項のボリューム
(文量)は先ほども書いた様
に200〜250文字程度です。

 

説明調の文章だともうそれだけで
文字数オーバーしかねません。

 

だからあくまで具体的に
話せるモノはあるんですよ・・・
と言った範囲に留め、面接者の
質問を誘発させる手法を取る!

 

そうすると書いた事と同じこと
を言わないで済む為、面接時の
クオリティも自然と上がります。

 

ある意味小出しにするのも
面接対策なのです。

 

ちょっと脱線しましたが
文章を書く。
特に履歴書などは
3〜4段落に分け、段落毎の
テーマをハッキリさせて
個別に考える。

 

1つの文は100文字程度。
読点は50文字に1つ程度。
文字量が多い場合は
重複した表現は無いか?
一人称を割愛できるか?

 

も調整する段階で見直すと
イイでしょう。

 

そうして出来た文を単純に
重ねるだけでもOKです。

 

必要に応じて接続詞
(なぜならば、しかし、
つまり、etc)で繋げればとても
簡単に書くことが出来ます。

 

しかし大抵は接続詞を付けない
方がすっきりした文章になります。

 

とにかく、文章を書くのはコツ
ですので、一度感覚がわかれば
対象が何処であれ応用が利く
様になりますのでご安心下さい。

 

一度自分の文章を見直す際の
ヒントにしてみて下さいね。

 

あ、僕のラジオ番組への
リクエストの場合は気負わず
お気楽に投稿下さいませ。

 

ここで挙げたのはあくまで
就活や公的な文章を書く際の
ヒントですので!
あしからず。

 

あ、自分の文章を見て欲しいという
人がいれば添削もしますのでお気軽に
メッセ下さい。