前回は6HN(シックス・ヒューマン・ニーズ)の
うち、1.安定感 2.不安定感 3.自己重要感
の三つについて話しました。
今回は残りの三つについて
4つめは「愛・つながり」・・・誰かと一緒でいたい
人と違う事に不安や恐怖を感じると言ったニーズです。
言うなれば、同じ興味や趣味を持ったひとたちは
このニーズを満たしているという訳です。
また、何らかの秘密の共有において充足を感じる人も
いますね。これもこのニーズによるものです。
5.成長・・・向上、昇華、学びを求めるニーズ
前回お話しした「自己重要感」と異なるのは
成長した自分を誰かに認めて欲しいのではなく、
実感として成長があるのであれば、特に評価などは
要らないと言ったタイプの欲求です。
例えて言うなら芸術家や職人さんにとってこの欲求
は重要といえるでしょう。
そして・・・
6.貢献・・・役に立ちたい、助けたい
感謝されたいから、、とか何らかの見返りを求める
のではなく、純粋にその人が喜んでくれるなら・・・・
そんな感情は実は誰にでもあります。しかし、
余計なお世話と喜んで貰えないと言った経験を重ねると
つい影を潜めてしまいます。
これらの6つの欲求(ニーズ)ですが、それぞれが対を
なしているモノや、独立しているモノもありますね。
「安定感」と「不安定感」は決して、両立しませんし
同じく
自己「重要感」と「愛・つながり」の二つも対比される
ものですね。
しかし・・・
「成長」「貢献」はそれぞれ独立していて、他のニーズと
密接に絡み合う事があります。
大体はどれか二つのニーズが影響しあってモチベーションに
なっていると言われます。
自分が今どれとどれのニーズを持っているのか?
改めて知る事でより明確に自身の目標を設定し
建設的な行動を心がけたいものですね。
さて、次回からは9つのタイプ分けについて・・・デス。