薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【敬老】~孝行の航行の見つもり~

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

ワシの父はワシが20代の頃に肺癌で他界しました。

 

 

お世辞にも仲が良かった訳ではありませんでしたが、今振り返ると幼少の頃から父にはどこか憧れに近いものを持っていたかもしれません。

不器用で社交的な方ではなく、仕事以外の趣味は囲碁を身内で打つ程度。それでも人の上に立ち多くの人を率いる立場の人でした。

 

 

私が社会人となってからはあまり接する機会もなくなりました。

しかし皮肉なことに父の病が進行してからは勤務先も近かった私が家族内では母に次いで一緒にいることも多くなりました。

 

 

お互いに弁が進む方ではないので多くを語った訳ではありませんが、何となく今何をして欲しいとか気持ちを察することができていた様に思います。

 

実際、母にはそのう様な旨の事を何度も話していた様です。

特に兄嫁は悪気はないにせよ機械的にお世話をするところがあったので、しょっちゅうモメていたそうで事ある毎に私を呼ぶ様母に催促して困らせていたと後から聞きました。

 

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父の死からしばらくして結婚した私はありがたい事に、嫁の家族とは本当に仲良くさせていただいております。

 

 

もっとも先方としては私に色々思うところもあるとは思いますが、私としては実の父と話せなかったことをここぞとばかりに義父に話し、父とは出来なかった酒を酌み交わす事や孫(私の息子や甥、姪)達の将来についての語ったり、馬鹿を言って時々叱られている様な現状です。

 

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誕生日や父の日のささやかなプレゼントも含め、父と出来なかった事を本当に一杯させて下さっている義父や義母、嫁の実家家族に大感謝です。

 

 

 

まだまだ元気な義父ですが父が他界した歳にも近づき、だんだんと弱気な発言も増えて嫌が応にもいずれ逝ってしまう事を連想してしまいます。

 

 

実の母には敬老の日の代わりに、正月旅行を一緒に行くというのを一つの親孝行とさせてもらっています。

あと何回、母とも一緒に旅行できるかわかりませんが、本人が望むうちは頑張って企画・エスコートしたいと思います。

 

 

また義父にも元気なうちに敬老の日とは言わず、冥土の土産話ができる様なBIGな旅行をプレゼントしたいと思ってはいるのですが、なかなか実現させきれていないのが自分でももどかしいですね。

 

 

何とかこの数年では実現させたいものです。だって義父へのプレゼントは父への親孝行と同意だと思いますので。