薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【旅燻】〜一方通行・・・なのにすれ違う想い〜

来年は・・・・ちと不安

年末年始はいつも母の介護旅行。

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お客様おもてなし用の料理も高齢となって中々作れないし、かと言って教えるのも下手な母と、教わるのが下手な兄夫婦がガチャガチャするのを避ける為、元旦をまたぐ数日はプチ旅行でニアミス回避している訳です。

 

今年は「AJリゾートアイランド伊計島
https://www.instagram.com/ajresortislandikeijima/
http://www.aj-hotels.com
お世話になりました。

 

スタッフのお人柄がサービスに反映されている施設です。
正直、設備はいたって普通なんですが、スタッフのフットワークや笑顔に癒されました。

しかしながら、母にとってはストレス回避のための時間ですが、ワシにとってはこの旅行は苦行そのもの。

 

別に宿泊先を手配したり、車いす押したり、あっちゃこっちゃ移動するなど喜んでもらうために頭使うことも体使うことも苦じゃありません。
むしろやりがい感じるし。

 

ただ・・・ただ会話?が辛い。

 

なんせ執着が服を着て歩いている様な人。
向こうから口を開けば文句や愚痴、後悔や不要な危惧ばかりでネガティブワードのオンパレード。

質問かと思ったら、こちらの返答は聞いていない。

 

こちらから話題を振ってもノッテ来ないどころか、意図していないポイントで反応して勝手にテンション下げるし。

 

会話(対話)が全くと言っていいほど成り立ちません。
しょうがないので、こちらも相槌だけ打ってネガティブワードは右耳から左耳にスルーさせる様努めました。

 

おかげで年末からお正月三が日はグッタリです。

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ワシの正月は明日からの2連休かも(w)
仕事というか作業はあるので純粋な休みじゃあありませんが(汗)

怒燻の続き

さて嫌われる勇気でおなじみの心理学者アドラーさんによると
⑴支配
⑵主導権の獲得
⑶権利擁護
⑷自己正義の発揮
といった何らかの目的が達せられない要因が発生した時にそこにある不都合に対して
「怒り」という手段で自己主張する手段こそが「怒り」ということでしたね。

 

では私が日頃から母に感じる怒りは何なんでしょ?
⑴支配・・・・母を自分の都合良く動かしたかったのか?確かにネガティブな発言をもう少しポジティブにして欲しいという欲求はあります。ある程度私という人間に内包されていると言って良いっす。

⑵主導権の獲得・・・これに関しては、ほぼ無いと言っていいかな〜。

誰かに乗っかっている方が楽だと感じるタイプなので。

⑶権利擁護・・・これも違うな〜。何かしら取り合うとか、存在意義について危機感を持ったことは無いっすね。

では⑷の自己正義の発揮・・・これについてはどうだろうか?
自分の中で「こうすべき」「こうあったほうが良い」そんな感情が大きく働いているのは確かですね。

苦しんでいるし、本人もそれを改善したがっている。ならば〜したら良い。
と言った提案こそすれ、振り返ると自分の正義を振りかざしていただけで、もう少し共感した上での発揮であれば何かが変わっていたかもしれません。

 

思えば母だって「もう少し理解をしめすべき」といった正義を持っているはずです。その正義に対して寄り添いつつの提案という形に持っていけば聞く耳をもち、私自身もカリカリしなくて済むのかもしれません。

 

アドラーさんの理論に照らし合わせたら、少し見えて着たこともありって感じかな。

今度は、これらの直接的要因と二次感情である怒りのタイムラグについてもいう一度考えてみたいと思います。

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正月の三が日は今ひとつ天気もすぐれなかったし、カミさんの実家にも顔出したりと移動が多かったので燻製も作れませんした。明日・明後日は何か燻したいな〜。

 

そういや豚のヒレ肉がまだ残っているので、下味付けとくかな。