【厚情燻】~春の情けは遠近法~
先日、母の介護プチ旅行としてヤンバルのホテルに宿泊しました。
足腰の弱った母のリズムで移動するのは現実的ではないので、社協から車椅子をお借りしての旅行です。
また私の車では家族とその荷物に加え車椅子を乗せての移動が難しいので、甥っ子から乗用車を借りての旅行となりました。
初のハイブリッド車の運転。いやぁ物理的なミッションコントロールと勝手が違います!
暫くは駐車するのもアタフタしました(w)
あとホテルは美ら海水族館のすぐ側。
センチュリオン・ホテル&リゾート・ヴィンテージ
決して目新しくもなく、部屋なども広いところではありませんが、清掃は行き届いており気持ちよく滞在できました。
気持ち良いのは綺麗という点だけではなく、その心遣いの現れですね。
実は母の車椅子の件を予約時に伝え忘れました。歩けない訳ではないので、油断したのだと思います。
チェックインの際、レストランやイベント、部屋の状態など、思いの外影響がありそうなのでハッとしました。
しかし私が気づくより早く、ホテルのスタッフが色々と動いてくれて便宜を図ってくれたお陰で滞在中に不便を感じることなく滞在を過ごす事が出来ました。それはスタッフが変わっても質を落とす事なく、一貫した気遣いがあり本当に有り難かったです。
サービス業だからと言ってしまえばそれまでですが、形式的なそれとは違って対応してくれた人だけでなくすれ違う人、接客として表に出ない方々も同じホスピタリティを感じる事が出来たのはあまりない経験でした。
歳を追う毎に、人は一人では生きていないんだなと改めて感じさせてくれる数日間になりました。
マジ感謝です。