薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【海苔玉燻】~黒と黄色が白を染める時の香りは桜色~

今回は真面目?に燻製の話っす。

 

お手抜き燻製を謳っているからには、簡単でないといけません。
つか、なんで燻製ってあんなに敷居が高いんだろ?とか考えてみた。

 

手間がかかる…うん確かに、通常の燻製は道具(鍋や燻製器)を揃え、食材選び、調味料(ピックル液・ソミュール液)を作り、数時間から一日かけて下味をつけ、塩抜きから乾燥、チップの火加減を調整する。15分から2時間の燻し時間、更にそこから薫りを定着させる為に、また冷蔵庫で寝かせる。

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なるほど、文字にしたら中々の工程だな。こりゃ確かにお気軽に「やってみる〜」‥とはならんわ。


もっとも燻製に限らず一旦趣味になっちゃうと、この煩わしい工程も楽しみになるんだけどね。しかし、この工程を重ねた上に失敗しちゃうと二度と道具にも触らなくなるかも(w)


なのでワシの主義としては如何にこの工程を省略できるか?を大事にしております。
今回は・・・というか、割と割愛するのが下味付けの部分。


で、タイトルにある通り海苔玉のフリカケを選んでみました。これなら既にある程度味は付けられており、乾燥もしているので乾燥作業の部分もサクッと割愛。

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基本的に海産物との相性は実証済だし、卵だって薫玉がある訳だから相性が悪いはずは無いってもんですわ。

 

実証実験ですから食材となる海苔玉フリカケも100均のダ〇ソーさんから調達。

手順は以下の通り。
①お皿にパラパラっと広げ、満遍なく煙に触れるようにします。
②スモークウッド(火加減調整の一切いらない便利な薫煙材ですよ~)を準備、通常一個で約1.5h燻せますが、今回はこれを半分に切って45分目安で使用します。今回は桜チップを使用!
③あとは双方を燻製器に入れて燻しますが、ウッドと距離が近いと海苔を焦がしてしまわないか不安だったので、食材は一番上の棚にセット!
④あとは放置・・・・待ちます。
⑤煙が立たなくなったら食材を取り出し、乾燥させ…乾燥してるわ。

あとはご飯にフリカケて食すのみ。うん!旨し!白飯が燻製になります(大げさ)

職場に持っていったら大ウケ。皆のお弁当に掛け捲りですわ。

お酒を飲まない方にも、これなら毎日のご飯のお供にいけちゃいます。


どうよ!こんな感じで簡単にできるなら試してみたくありません?