薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【遍歴燻】〜上手にならない運転だけど降りられない愛車たちの歴史〜

本日の検温

8:00AM/36.3

 

最近全くと言って良い程に乗れていない我が鉄馬。

いや職場へ乗っていく事はあってもツーリングとしては大分ご無沙汰です。

 

んでも、ふと考えるとこれまで色んな奴に乗ってた〜なんて思い出してきたので、少しばかり回想してみました。

 

初めて二輪というものを触ったのは中学の時。

兄貴が持ってたスズキのスズキのスズキのハスラー50というバイク。

バッテリーが上がったこいつの”押し掛け”をクソ兄貴の代わりにやらされたのがきっかけでした。

 

今考えると癖のあまり無い、その割に高回転までしっかり回るし、アクセルレスポンスの良いバイクだったのかも。

最終的には空き地でワシがぶん回しすぎて、エンジン焼きついてそのまま廃車になっちゃったっけ。

 

こいつでバイクの面白さと、トレール車の取り回しのし易さを知ったんだよな〜。

その後ワシも免許が取れる歳になって、小遣いシコシコ貯めて手に入れたのがヤマハのDT50

ハスラー50よりもひと回り大きくて1クラス上の排気量見たいルックスと、やっぱりトレール車の取り回しのしやすさは抜群だったな〜。

ダート走ったり釣りに行ったり、友人と行ったツーリングでギア入れ間違えて対向車に轢かれそうになったり(w)、結構思い出深い奴です。

 

んで高校卒業する前位かな原付から小型免許にステップアップして大学入ってすぐ買ったのがホンダのMBX125F

夜な夜な山原まで走ってたっけ。

んで大学入ってから更に中型にステップアップしたので、兄貴の持ってたカワサキエリミネーターを時々乗る様になりました。

通称エリミちゃん。

何というかアメリカンだからなのか?モッサリとした乗り心地というイメージしか持ってませんな。

まぁ乗りにくい訳では無いんだけど、ワシの求める乗り味とは違ってた感じかな。

 

ってか今更だけどあのクソ兄貴中型免許持ってたんだ(w)

 

んで、そのクソ兄貴がエリミちゃんから買い替えたのがスズキのGS250

FW

クラス世界初の4気筒エンジンにサスから排気音までスズキが拘ったエレガントマシン。

確かに今まで乗った中で一番の美形マシンちゃうかな。

この子もなんだかんだで、兄貴よりワシが乗ってた様な・・・www

 

しかしながら、その先進的な機能美とは裏腹に色んなテクノロジーを詰め込みすぎて車重が重くなり過ぎ、お世辞にもキビキビとした走りとは言えなかった。正直遅かった。

 

それでも嫌いにはなれなかったっけ。

ほら美人だけどちょっと抜けてる子って可愛いじゃん。そんな感じかな。

 

大学を卒業する間際には自分もバイクを中型マシンに買い替え。

ヤマハのSRX4(400cc)を納車。

この辺りからちょっとマニアックな世界に足を踏み入れた感じかな。

 

レーシーなマシンやセルが当たり前になった時代に、敢えてのキックオンリーのビッグシングルにした訳だけど、こいつとの相性は良かった。

 

しかし、扱いやすさとは別に如何せん400シングルはアクセルを開けた時の物足りなさがあった。

 

そうこうしてるウチに友人から悪魔の囁き。いやいや天使の囁きか。

高校時代から憧れていたマシンの中古発見の知らせ。

それをきっかけに大型二輪免許、限定解除に踏み切りました。

 

ワシの世代のバイク乗りなら知っているアメリカの人気ドラマ。

 

白バイ野郎ジョン&パンチ 

 

カリフォルニアの交通機動隊、カルフォルニア・ハイウェイ・パトロールの頭文字をとって通称「CHiPs(チップス)」のお話だ。その警官が乗っているバイクがカワサキ ポリス1000。

ドラマの時とは型式が異なるがCHiPsで使っていたバイクが逆輸入されて市場に流れたものだ。

 

因みに悪魔・・・もとい天使の囁きをした友人は一足先に同じくCHiPsマシンに乗っていた。

二台でツーリングに行った時はあちこちで声をかけられました(w)

新旧のCHiPsマシンが走ってんだから当然ですな。

気分はジョン&パンチでした。

 

残念ながら共に不幸が襲い今は二台とも廃車になってしまったけど、それがなけりゃ今でも乗ってんな〜絶対。

 

一番のお気に入りのマシンでした。

 

もう一度ポリス1000を探すというのもアリでしたが、当時は今ほどネット社会ではなく簡単に見つけられるマシンではありませんでした。

 

で、次に選んだのはヤマハのSRX6、以前乗っていた400の兄貴分です。

パワーの物足りなさを補うと共に、オイルクーラー を標準装備して沖縄の暑さにもめげないタフさも持ち合わせてます。

 

正直、好き嫌いとは別に一番相性の良いマシンでした。

 

ワシの癖などをマイルドに包み込みつつ、要求には応えるまるで姉さん女房が内助の功で支えてくれるかの様な安心感がありましたねぇ。

グラマラスなそのスタイルも大好きなマシンでした。

事情があったとは言え、売ってしまったのを今でも後悔してます。

何なら買い戻したい!

 

で、しばらくバイクからはなれてたんだけど・・・やっぱ無理っす!

何でも良いからバイクのに乗りたい!・・・と、とち狂って買ったのがスズキのグラストラッカー

激安で中古を購入し、しばらく乗ってました。

キビキビ走るし足つきもいいので日常の足としてはとても優秀なマシンだったな〜。

 

ただクセがなさ過ぎてつまんないというのが正直なところ。

結局お別れしちゃいます。

代わりにホンダのFTR223を購入。

こっちも割と素直なマシンなんだけど、排気量が少ないので乗り手側が頑張ってパワー不足を補うところが「一緒に頑張ってる」感じがして面白かった。

スパトラのサウンドも小気味良かったっけ。

 

街中を走る分にはめっちゃいいマシンだったな。

 

このマシンとは別に試しで昔から気になってた子を受け入れました。

ホンダのモンキー。

一度は乗ってみたかったんよね〜。

自家用車にも載せられるし、出先で乗ってもおもろいな〜とは思ったんだけど何となく相性が悪くってすぐに手放しました。

 

この後、FTR223も手放し日常の足を模索

で、ホンダのカブ50

こちらもカスタムしたら面白そうだとは思ったし、何より超燃費が良いので日常の足に良いかなと思ったんだけど、時期的に仕事での移動距離が長くなってしまい50だと燃費良くても生活スタイルに合わなくなったので仕方なく手放しました。

 

カブの代わりに納車したのはスズキのグラストラッカービッグボーイ仕様)

グラトラは前に乗ってたので、日常の足として使えるパワーと中距離ならば疲れないクラスの安定感。そしてトレール車の応用範囲の広さと安心感。

 

あと以前物足りなかった部分は大型ホール化と扁平タイヤのカスタムでちょっと味付けされているので補えている・・のかなって感じ。

あとはスパトラにでもしたらワシ好みになるかも。

 

で、グラトラと共に我が家にいるのがホンダのGB250(カスタム)

原型がほぼ残ってないのを購入し、遊び専用にしています。

 

250ですので決して絶対的パワーは無いんですが、必要にして十分と言ったとこでしょうか。アクセルワークにしっかり反応してくれるので気持ちよく走れます。

 

何しろ旧車ですので錆対策と部品を見つけるのが大変ですが、ちょっとずつメンテしながら長く乗っていきたいです。

 

今も絶賛オイル漏れ中(泣)マジでそろそろバイク屋に預けんといかんかも。

あんま乗ってないのに(大泣)

 

女性遍歴は大した事ないワシですが、バイク遍歴こうして見ると中々ですね。