薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【災い転じて福となす】〜全ては想いのまま、大空と大地に預けよう〜

うっわ!腹たつ〜〜〜〜

 

って事最近ありました?

 

今朝見た報道番組で飛行機に

取り残された人たちの話が

ありました。

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機内に取り残された時間は

約一時間!

 

お盆休みで遊び疲れた人

仕事で移動中の人

子供連れや年配の方なども

いたかもしれません。

 

それぞれがきっと苛々

してた事でしょう。

 

機内には重おもしく

不穏な空気が流れます。

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そんな時に一人の乗客が

CAさんに歩み寄り一つの

提案をしたそうです。

 

CAさんは機長に確認・許可

を取りマイクを彼に預けました。

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機内に流れたのはかの名曲

「大空と大地の中で」の一節

マイクを持ったのは歌手

松山千春さん!

 

はじめは事態を把握してなかった

乗客の皆さんも段々と松山さん

本人である事に気づきはじめ

ました。

 

歌い終わった松山さんは航空会社

と乗客を労う言葉をかけて

席に戻ったとの事。

 

かっちょええええ!

 

その後、無事に飛行機から降り立った

乗客の皆さんは突然のサプライズ

ニコンサートに感動し、それまでの

苛立ちは吹っ飛んじゃった!

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口々に「良い時間だった」

「飛行機が遅れたおかげで・・・」

って話してたんですが、、、、

 

ここで気がついて欲しいのは

飛行機が遅れた事実は変わらない

という事!

 

しかし、松山さんの粋な計らい

一つで閉じ込められていた一時間

という時間の捉え方が変わった

訳です。

 

不遇な時間がそれとは真逆の

有意義な時間に変わった

という点に面白みがあります。

 

今回は歌手というステータスが

あった為、顕著に現れたこの現象は

心理の世界で「リフレーム」と

言われるものです。

 

起こった事象にを違う視点を

見つけると解釈が変わるという

事です。

 

起こってしまった事象は変え様

はありませんが、その捉え方、

良いか?悪いか?は自分の考えで

どうとでもなります。

 

仮に、今回松山さんが乗って

いなかったとしても、この時間を

有意義に使おうと思えば出来た

かもしれませんし、実際に

そうしてた人もいたでしょう。

 

自分でどうしようもない事に

意識を向けるのではなく

 

自分で出来る事に目を向け

ましょう。

 

きっとその時の松山さんも

同じ様に考えた・・・のかもね。

 

一つのアンガーマネジメントにも

なるんですが、人は本当に単純な

ものです。

 

そんな考え方は出来ないっていう人も

「出来ない」って自分で決めつけて

いるだけに過ぎません。

 

でも、

ちょっとだけ考えてみませんか?

苛々してる自分と、笑い飛ばしてる

自分とどちらが好きか?

 

選べるならどちらを選びたいか?

 

選びましょうよ素敵な時間と自分を。