薫りと煙の向こうに見えるニライカナイ〜お手抜き燻製修行〜

カウンセラーならぬ燻セラーとして週末毎に試行錯誤を重ねております。

【振り子の法則とアドレナリン】〜上へ下への気分屋さん〜

どちらかというと根性論を否定したい派
です。

 

しかし・・・・

 

求人情報の解禁を迎えた3月は
エントリーシート、履歴書の添削や
面接対策で我々支援者は大忙しです。

 

学生の皆さんも説明会やら企業訪問やら
書類作成・筆記試験対策でバッタバタ!
もちろん卒論や通常の講義もあり
ますしね。

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あ、今は春休みか。
とにかく大忙しです。

 

なので、何とか悩みの解決や
クオリティアップのお手伝いを
出来るだけしたいと考えています。

 

でも今日は中々キツかった
朝のうちは「今日もハードだなー」って
位だったんだけど、昼を迎えるあたりから
体調がおかしい・・・

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・・・風邪じゃね?

鼻水とクシャミが交互にセッション中。
加えて涙目。

 

一日7枠の相談、つまり7時間は学生の
相談に入っています。
だから連続で3件も入ると、もう脳が
とろっとろに溶ける感じでボーッと
します。

 

席に戻れば意味もなく笑いが
こみ上げるほど精神状態がおかしく
なっちゃうんですね。

 

なのに風邪の怠さやら、ボーッと
した感じが重なったら・・もう!

 

でもね、アドレナリンて凄いです。

 

私のベースはコーチン

 

相談室に入ってクライアントに一つ目の
質問をして、返答に対して集中します。
これを2〜3回繰り返すのですが

 

3回目のやり取り
その辺りから脳内にはアドレナリンが
ドバドバ流れます。

 

そうすっと

 

あら不思議。セッションを終えるまでは
鼻水が止まり、クシャミも出ません
でした。

 

この子の可能性を何とか引き出したい!

 

そんな想いが体を支配してるんですかね?

 

こういう風に感情が体調に影響する
ってのは実際にあると思います。

 

アドレナリンやノルアドレナリン
ドーパミンセロトニンなどの
ホルモン分泌と綿密に関わっているん
だと思います。

 

昔の人はそれを知ってて
「気合いで⚪︎⚪︎しろ!」って台詞を
吐いてたんでしょうね。

 

しかし、ご注意あれ!

 

無理をして得た成果の後は必ず
ぶり返しがあります。

 

案の定、アチキもスイッチが切れた
様に体がぐったりしてますわ

熱も出てきたみたい

 

振り子の法則ですかね。

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すんません、今日は寝ます。

 

振り子を止めなきゃです。

【グソーの正月】〜仏との対話マクロン氏には通じず!〜

本日、3月3日(土)は全国的に

ひな祭り・・・なのでしょうね。

 

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しかし、ここ沖縄では実は・・・

三度目の正月祝いの日なんどえす。

 

3回も正月が来るんですよ〜(w)

 

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新暦の1月1日は、勿論県外の方々

同様にお祝いします。

 

最近ではもっぱらこちらですわな。

本土復帰を境にこちらが主流となって

ます。

 

んで、旧暦の正月。旧正月、今年は

新暦の2月16日でした。

 

旧暦は月の満ち欠けを元に決まる

のですが、やっぱり島国という事で

漁業が経済の中心となっているから

こそ、こういった文化も浸透した

のでしょうかね。

 

沖縄の中でも糸満市本部町など

港町では今でも旧正を大きく祝います。

大漁旗を船に掲げ安全や大漁を祈願

するんです〜。

 

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新暦での正月が中心ですがこちらも、

まだ風習として根強く、スーパーや市場

などでも旧正月用のお重や食材などが

並びますね。

 

で、今年は本日3月3日、

旧暦の1月16日も沖縄ではお祝いします。

 

しかしこの日は、我々の正月という訳

では無く、いわゆるご先祖様のお正月。

 

旧暦による正月祝いは15日(旧暦)迄と

されており、それはあくまで現世の為の

祝い事。

 

明けた16日はご先祖様のためにお祝い

しようという事の様です。

仏様のお正月! 

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あの世は沖縄の方言で「グソー」。

後生から来てる様ですよ。

その為、16日祭はグソーの正月と表現

されまっす。

 

新正月や旧正月の様な派手さ?は無い

ものの、御墓参りや仏壇にお供え物を

してささやかにお祝いする家が割と

見られます。

 

宮古島や石垣等、離島と縁のある家族、

あとやはり漁業と密接な地域が

このお祝いをしますね。

 

で、うちも宮古島にルーツがあって

16日を祝っておりますが、今年は

生憎の天気のため御墓参りは控えて

実家の仏壇に手を合わせました。

 

沖縄にはこの様にご先祖様を祀った

祝い事が他府県より多いし、盛大かも

しれません。

 

他府県から嫁いできたお嫁さん

なんかは、このしきたりや風習に

カルチャーショックというか、

戸惑いを感じる人も多いほど沖縄

では重要事項として生活に根付いて

います。

 

もっとも最近では大分、様変わりして

段取りや料理もアレンジされて、

関わりやすい行事へと変貌してますので

県外の女性の方も安心して

 

沖縄男児とお付き合いくださいね(w)

【挫折と目標】〜面白みの形〜

実はこないだある試験に落ちました
 
自分では結構頑張って
それなりにいい形にしたつもり
だけど
力及ばずってことですね
落ち込みましたわ〜
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しかし
改めて挑戦出来ることになり
リベンジのチャンスがあることに
素直に感謝している自分がいます。
 
そしてそのリベンジに
不動向き合うべきかの指針として
次のタイトルは「これね」って
明確だったことがります。
 
自分で決めるにせよ、
誰かが決めるにせよ、
 
どこに向かうかがはっきり
していることで、そのモチベーション
のあり方が変わるってのが
よく分かりました。
 
なんかモヤモヤしてる人は
仮にでも良いので
まず何をやるかを決めると
良いんちゃうかな?
 
さて今度こそ・・・

【逆転の発想】~不合理の道理 其の壱~

『どうやったら緊張せずに面接に望めますか?』

 

多くの学生さんにこういった質問をされます。

 

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勿論、緊張を「和らげる」方法は幾つか

あるので

(アンカリングとかモデリングとか

ポジションチェンジとかetc)

 

それはお伝えしているのですが、中には

本当の意味で腑に落とせていない人もいて

 

表面的なテクニックを使って何とかしようと

考える人も多い様なので、もう少し理解を

深めた上でテクニックを伝える方法に

シフトしてみました。

 

アドバイスが腑に落とせていない人の

思考を覗き見してみます。

 

①緊張しない人はいない・・・に対して

 →いや、他の人は皆緊張せずにスラスラ

  話せている。

 

②自己PRの上手な人はそれだけ練習して

 いるのだから貴方ももっと練習したら

 十分上手になれる・・・に対して

 →私なんて練習してもきっと駄目だ!

 

 

こういった傾向は一見、真面目で素直に

見える学生さんに多い様に感じられます。

 

真面目で素直な人は往々にして

内向的なタイプが多く、自己肯定感が

低いと言われています。

 

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その要因として真面目な人は社会にある

ルールや決まり事、常識・モラル等を

意識し、自らに過度な制約をかけて

しまいがちだからです。

 

そのせいで自分が目指す目標も高く

設定しがちで、それが達成出来ないと

自分を許せないというジレンマが

生じるわけです。

 

身の丈に合わない目標を設定して

しまえば、当然達成出来ずに失敗を

重ね、劣等感を増幅させ自己肯定が

低くなる悪循環の出来上がりです。

 

 

達成出来るはず無い目標に対して

「出来ない」と嘆いている場合が本当に

多いと感じます。

 

この様なタイプの子には先ず傾聴。

 

自身にどんな制約を設けているのか?

その制約はどれほどの意味があるのか?

どれ位の目標なら頑張って達成できそうか?

そして

過去を振り返ってもらい、これまでに

どんな成功体験があったのか?

 

を話してもらいます。

 

そうすることで頑張れば出来る自分自身を

認識可能になり、明確な行動指針が

見えてきます。

 

 

また①の様に「根拠のない自信」が

マイナスに働いてしまう人も結構います。

 

実際に就活の支援をしていて緊張しない

学生と言うのは見たことがありません。

少ない・・のでは無く、いないのです。

「0」です。

 

勿論、練習の回数にもよりますし、

思いのほか話せる子もいますが、その子に

しても自身の中では常に不安や葛藤と

戦っているんです。

 

決して「これで大丈夫!安心!」とは

思っていません。

 

しかし

「他の子は(皆)スラスラ出来ている」と

思い込んでいる学生は、無意識レベルで

自分が劣っている方が都合が良いとして

いる側面があります。

 

まずはを解消しなくてはいけません。

 

これについてはまた次回以降の記事で

解説させていただきます。

【自律と機械化】〜ペッパーくんとシュワちゃんと暮らす〜

AI(人工知能)の発達により
我々の生活を取り巻く環境も
大きく変わってきています。


スーパーや給油所ではセルフレ
工場や倉庫でもロボットが台頭し
いずれは公務員までも機械化される
と言われています。

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運送やタクシー、バスなども

自動運転の技術による変革の

波が来てますよね。


これまで携わっていた人からすると
働く場を取って代わられ
何だか人の居場所が無くなるのでは?
と言った心配ばかりが先行します。

 


しかしロボットは我々から「奪う」
だけではなく、豊かな生活を「産む」
存在である事をより理解する必要が
あります。

 

変化を恐れるのでは無く、受け入れ
環境に適応した働き方を模索しませんか?

 

地方創生の実体験から見えた
「未来の働き方」を解説するイベントが
てぃるるで開催されるようです。

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学生を対象とはしておりますが、

指導する立場や経営者としても参考になる
部分は多くあると思います。

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まずは問い合わせしてみては?

 

タイトル:未来の働き方
期日:2018.2/9(金)
時間:13:00〜14:30
場所:沖縄県男女共同参画センター
   てぃるる 研修室1
定員:30名 ※要予約
参加費:無料
応募・問い合わせ:新規学卒者パワフルサポートプログラム
   ※写真参照 

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【ブランディングとピグマリオン効果】~沖縄の商品開発 その壱〜

最近、個人的に興味を持って注目している
商品開発があります。


沖縄の特産品の一つであるシークヮーサー
使ったお酒作り。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00138958-okinawat-oki @YahooNewsTopics

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お酒の種類としてはシードルといって
果実(元々はりんご)を発酵させて
作るスパークリングワインの事を
指す様です。

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流行にはめっきり弱いワシですが
なにやら結構流行ってるんだって?


シークワーサーは沖縄と台湾にのみ
自生すると言うことなので
ちゃんとしたブランディング
したら沖縄を盛り上げるには
素晴らしい商品になりそうですな。

 

これまでにもシークワーサーで
造ったリキュールはありますが
いま一つヒットした感じが無い。


しかしシークヮーサーの持つ効能?
というかメリットは素晴らしく
ポリフェノールの一種である
「ノビレチン」がめちゃ豊富で
他の柑橘系果実よりもはるかに
効果が期待できます。


具体的には脂質代謝アップ、血糖値の
上昇抑制、高血圧予防、美白等がある
との事。


小さな巨人じゃないですか!
シードルになってもその効能が
残ればいいな~♪


これだけの効果があるのだから
今まで廃棄になっていた果実も
しっかり活用したいとする
思いもあっての取り組みたいですよ。


うん大事大事!

 

取り組んでいるのは記事にもある通り
県内初のタルト専門店
「オハコルテ」
ワシも何度か利用したことあります。
美味しいですよね~。

 

決してスイーツ男子ではないワシでも
美味しいと素直に言えるお店です。

 

ご存じない方は那覇浦添にあわせて
5店舗があるので、自分へのご褒美や
プレゼントに利用してみては?
http://www.ohacorte.com/shop/

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※上写真はオハコルテさんの商品とは異なります。


品揃えの一つにシークワーサーを
使ったモノがあって、その生産の過程で
余った部分の有効利用を考えたのが
きっかけらしいです。


シークワーサーはやんばるの大宜味村
県内生産の60%を占めていて、近年は
その生産量も増えていると言う事です。


大宜味村の特産物の活用と同時に
地元で廃校になった喜如嘉小学校の
跡地を借り受けて工場として活用
するというのも、雇用が生まれそうで
地域活性を期待しちゃいますね。


沖縄の特産品って色々あるのに
流通の整備があまりされて
いなかったり


生産量が少なくて加工品が作られず
県外や海外向けのブランドになり
きれていなかったり


そもそも県内の人間はあまり
マーケティングが得意で無かったり
(ペルソナもいまいちはっきりしないし)

 

集客のお手伝いをする
セールスライター
の端くれとしてはもどかしく
感じちゃったりします。


商魂逞しい人が少ないせいで

美味しいところを県外に持って
行かれっぱなしな感じ。


マンゴーなんてその最たる例
じゃ無いですか?


その点、海に囲まれていると言った
環境をデメリットではなく
無限に近い資源として捉え
塩を素材に商品化した
「(株)ぬちまーす」さんは
流石っス


もっとも社長はビジネスよりも
貢献を大前提に開発した
らしいけど。いずれにしても
着眼点が素晴らしいよね。

http://calend-okinawa.com/food/foodshopnavi/nuchimasu3.html

 

農産物にしても海産物にしても
知恵と技術で流通のハードルを
超えてきた例は他府県にも
沢山あります。〜

 

島だから出来ない!のでは無く、
だったらどうするかを考える事で
生産性の低い県のイメージを変える
ことが出来ると思うのです。


他の沖縄の特産と言えばさとうきび
代表的で県の農家数の実に7割が
携わっている程のメジャーな農産物。


それでも年々農地面積が縮小傾向にあり
高齢化が及ぼす波はここにも確実に
訪れています。


次回の記事ではその他の沖縄特産物の
行く末とビジネス展開について
持論を述べたいと考えます。