人生初の車椅子と入院
入院して思った事の一つは
食欲って「イベント」なんだな〜
って改めて考えさせられた。
今回患った病気のでは治療を進める上で
固形物をしばらく口に出来ません。
なもんだから一昨日から水分(水・お茶)
以外口にしてません。
点滴で栄養や必須エネルギー必要分
が供給されていれば空腹感さえ感じない。
胃袋に食べ物が入っているか、
入っていないかは関係無いんだ〜。
にも関わらずあれが食べたい
これが食べたいって考えちゃう。
まさしく「欲」そのものですよね。
体は必要としてないのに欲して
いる。
つまり
食べるという行為が生きる事とは
別のレベルで存在していると
今更ですが再確認しますた。
もっとも一般的に食欲と呼ばれて
いるものにも種類があって
生理的なものと感覚的なもの
生理的なものは栄養素やエネルギー
が不足して生体活動の一環として
体(脳)が求める食欲。
これはさっきも述べたように
経口でなくても、点滴などで
満たす事が出来ます。
感覚的なものは視覚、嗅覚、味覚
そして記憶などからの刺激により
発生する食欲ですね。
TVから流れるグルメ情報
赤提灯の向こうから漂う
炭火焼の香り
いつか食べたあの美味しい料理
味や食感、その場の楽しさを記憶
しててそれを求めるって事ね
これが厄介で生理的に十分な量を
得ていても、また胃袋に食べ物が
入っていても欲しいと感じて
しまいます。
空腹感があるかどうかとは
関係なく食べたくなる思い。
イベントとして「生きる」とは別で
確立された欲求。
だからこそ過食や拒食とかの引き金
になっちゃったりするのかもね。
もはや食欲つうか食を楽しみたい欲
だよな〜。
楽しみたい欲だから「パリピ欲」とか?