■
思いがけない静寂
例年、何かしらの恥ずかしい報道の流れる成人の日ですが、今年は静かなモンですね。
数年前から暴れるのではなく、清掃などの地域貢献で成人の心構えを形にする子たちが出てきました。
その頃からですかね?悪しき風習を引き継ぐのではなく、自らどう表現すべきかを考える子が増えたのは。
バカやることに肯定的な人もいるかもしれませんが、私はやはり否定派です。
茶髪だろうが、着物の着こなしが間違ってようが、それはそれ自己表現の範疇。
しかし誰かの迷惑になってはただのワガママ。お子ちゃまの照明っす。
大人の定義は様々ですが自身の行動を自己の損得を基軸に正当化するのではなく、ほんの少しだけ俯瞰で見る。
尚且つ、その行動の根底には目的意識、目標意識がある大人になって欲しいものです。
果たしてそういう自分はどうなのか?
多少ブーメラン的な発言にはなってしまいましたが、まずは社会を構成するだけではなくて運営する一員としてスタートラインに立てたことを祝いまひょ。
本当にほんの少しでいいから、自分の言動が時代を作るということを認識してな。
未来創造を楽しめ!
【麺燻】~香りをトッピング~
カミさんのお出かけに伴い、本日の食事はワシの担当。
つっても面倒臭いのでお昼はインスタント麺。
それでも少しは美味しくしたいので一手間。
(なら最初から面倒とかいうなっつの)
棚から見つけたラーメンは広瀬すずちゃんのCM
でおなじみ「チャルメラ」
冷蔵庫からは海苔、シメジとコーンそれと・・・
お!燻製バターがまだ残ってた。
燻製バターコーンラーメンや。
麺は普通に茹でて丼へ。
スープを作って注いだら具をトッピング
最後にバターを一欠片乗せます。。
うおっ思いの外燻製の香りが際立つ!
うんまいっす。
ほんの一欠片なのに全く別物のラーメンになりました。
うーん、すずちゃんにも食べさせてあげたい。
と自画自賛したあとは改めて燻製の仕込み。
今日の仕込みは何にしよう・・・と、模索しつつ
道具を準備してたらスモークウッドがない事が
発覚!
買ってきま~っす。
【欅燻】〜由来と期待と思惑〜
齢ウン十年目の出会い
ちょっとした機会もあり、最近自分のアイポンに音楽を色々入れてます。
仕事中もイヤホンで音楽聴きながら作業したりしてますが作業中に邦楽?というか歌詞のある曲は作業効率落としますね。
つい歌詞に意識が向いちゃいます。勉強や作業中はヴォサノヴァやヒーリングミュージック、オーケスラなどの歌詞のないものをお勧めしまっせ。
洋楽邦楽どちらも聞くワシですが、アイドル系のものはあまり聞かないタイプだった・・・んですが遅ればせながら欅坂46の曲にハマりつつあります。
好き好きLoveLoveしてないトコが良いというか、若かりし頃の葛藤を表した感じや音楽の質が他のアイドルとは違っていて、世界観というか「能動的に表現してる」って感じがして好感が持てます。
こういう創造力って秋元さんのオリジナルなんでしょうかね?凄いな〜。
ネーミング一つとっても「欅(けやき)坂」って、なかなか思いつかんでしょ。
他の関連グループの様に地元となる場所って訳でもなさそうで、欅という樹木の特性っつうかイメージなんかなって思っちゃいました。
欅つうのは楡(にれ)科の広葉樹。綺麗な木目とその硬さから昔から船や家具や家屋の建築に、大きなものは神社仏閣にもよく使われていた様です。
うまく成長すると美しい木目に硬い木になるし、成長具合が良くないと光沢の無い脆い木になる様でなかなか気難しい木ですね。
沖縄には自生してないみたいだけど、どんな木か興味持っちゃいました。
確かに欅坂46の曲調はヤワな感じとはかけ離れた苦悩や未完成であることの葛藤を表したメッセージ性を感じるものが多かったり、そうやって悩みながら成長する危うい思春期にフォーカスしているところは欅という木のイメージ通りですわな。
んなこと言ってる人生の半分を過ぎたワシは未だ未だ危うい精神状態で彼女らとなんも違わないってのは問題ですが(汗)
ところで欅の木って燻製のチップにもなるんだろうか?
怒燻の続き
アンガーマネジメントの内、怒りは長続きしないってのと、きっかけと怒りにはタイムラグがあるってのは前の記事でお伝え済み。
今回は③我慢するのではなく、むしろ味わう
と言う事について・・・
アンガーマネジメントに興味を持った人の多くは「怒り」という感情にネガティブなイメージを持っている様です。
怒っちゃいけないと考えている訳ですが、怒りそのものは実は生きる上で必要な感情ですし、怒りの感情を無理矢理に抑え込もうとすれば、そのエネルギーは蓄積されていつか別のタイミングで爆発しちゃったり、心が歪(いびつ)になって疲れちゃうみたいですよ。
ひいてはうつ病になっちゃったりしたら目も当てられません。
そもそも怒ると言うのがなぜ必要な感情のかと言うと、それはつまり「何かを伝えたい」と言う心の現れだから。
問題があるとしたらあくまで伝え方であって、自分自身が嫌だと感じている、困ってしまっている、正しいと思っていることと異なっている。。。が相手に伝われば良い訳です。
自分に湧き上がった感情の「理由」を自分でしっかりと見つめて、相手が受け止めやすい形に変えてあげると問題の多くは解決出来るのかもしれません。
自分が何に対して怒っているのかを見つめれば、振り回されることはなくなるとされています。
つまり上手に怒る・・・って感じですかね。
その時に注意すべきは相手を何とか操作しようとするのではなく、あくまで自分に起きた感情の動きを伝える様にする。
こちらの感情を分かってもらう事ができれば、事態が変わらなかったとしても感情は味方になってくれる様ですよ。
私の場合は、母に対して何とか彼女の言動や考え方を何とか変えようとし過ぎてイライラに振り回されたのかもしれません。
今度実家に行って、母との会話でやはりカチンと来たら今度は「今のあなたの言動で私は疲れちゃってますよ、悲しくなってしまいました」
・・・って伝える事に終始してみようと思います。
おっとワシだけではなく母も危なっかしい心で欅坂を登っている最中?。親子ですな〜。
【鮪燻】〜イメージの定着とリフレーム〜
週末の嗜み
たまにはちゃんと燻製ネタを書きましょうね。
こないだ燻製ネタとしてスーパーで買ったのはマグロのはらご。
まずオリーブオイル、醤油、ポン酢を少々、わさびを和えて作ったドレッシングに3時間ほど漬け込み軽めに下味を付けます。
取り出したら表面を軽く炙り、その後瞬間燻製に。
炙りの風味と燻製の風味が意外とマッチしててグッドっす。
うーん、こいつは一緒に呑むならビールというよりウィスキーかな。
ちょっと酸味が強かった気がするので、今度はポン酢を抜いてみよう。
んでもって瞬間燻製ではなく、しっかり温燻してみようかな?
あと、カツオやサーモンでもいけそう。
工夫すればもっと美味くなりそうな可能性。
うまくいったら母やカミさんの実家にも、お裾分けやね♪
怒燻の続き・・・怒りのタイムラグについて
怒りの感情は二次的なもの。二次感情だとされています。
では一時感情とは?
先の記事で触れた様に自身の持つ「〜したい」や『〜であるべき」といった欲求に他なりません。
それが阻害された時に主張や混乱のネガティブな現れとして「怒り」が表面化するというわけですね。
例えば誰か(お子さんとか)と待ち合わせをしていて、時間になっても相手が中々現れないとしたら、不安になりますよね。
来る途中で何かあったのか?
そんなことを思ってた矢先に現れてつい「遅れるなら連絡くらいしなさい!」と怒ってしまう。
でも元々の感情は「心配」だったはずです。
心配が一次感情、ホッとしたら今度はその心配だった気持ちを相手にどのように伝えていいか選択した結果「怒り」を選んだわけです。
このように瞬間湯沸かし器の様な人だとしても、まず一次感情を脳が認識→→→感情を選択→→→怒り
といったプロセスを踏まえるので、一瞬の隙間があります。
その隙間に思考を挟み込む事で怒りのピークを低めに持って来ることが可能だというのです。
一次感情が湧き上がったらたら、まずそれを自身に腑に落とす。
あ、今わたしは心配している。なら怒るのではなく心配したということを伝えるべきなんだ・・・とする。
でもこれってちょっと難しい。
ちょっとしたトレーニングが必要みたいです。
ので、私なりに考えたのが「予測」
予め期待通りにはならない可能性を認識しておく。
これだけで大分違います。
母とのやりとりも「きっとこう返してくるんだろうな」と構えることで気持ちにゆとりができました。
100%スッキリとは流石になりませんが、カチンと来ることはかなり減りましたよん。
更に、予想通りになった時には自分を褒めるようにもしました。
つまり「ほら当たった、俺って流石」といった具合です。
アホらしいかもしれませんが、これでも楽になるんですよ。
ネガティブな感情はポジティブに変換できるということですね。
起こった事象を変えることはできませんが、その捉え方を変えることはできました。
これを心理の世界では「リフレーム」と言います。
今度は冷静に母と会えるかな?
燻製でも土産に持ってってみるかね〜〜〜
【柑橘燻】~ニュートンの蜜柑~
気まぐれ?オレンジロード
現場のスタッフからお年賀?がわりに頂きました。
でかくね?
小ぶりのカボチャかと思ったらミカンだと?
普通サイズの温州みかんと比べてみました。
もう一つあったんだけど、それは現場で食しましたが
みかんつうよりグレープフルーツっぽい色と味。
房も粒も大っきくて色はピンク。
皮の分厚い事。
グレープフルーツよりは酸味が少ないかな。
物が大きいとやっぱ大味気味になるんか。
明日以降は沖縄なりにちょっと涼しくなるみたいだし、皮は厚めだからお風呂に浮かべてみようかね。
柑橘系の皮を乾燥させたものを中国では「陳皮」と呼んで、漢方の様な扱いなんだと。
更に一年以上時間をかけて乾燥させたものは「生薬」として珍重されるみたいっすよ。
でも1年以上も寝かせられないのでサクッとお風呂に浮かべますわ。
効能としては血圧を下げたり、咳を鎮めたり、鎮痛など色々あるみたいですが、一番はリモネンという成分による保温効果。
普通にお風呂に入るより間違いなく温まりますし、皮に含まれる油分のせいか?
お肌もスベスベになりますよね。あとは香りによる鎮静作用もあるよな〜。これは燻製にも近しい効果(かな?)。
ただ流石にフルーツをそのまま燻製にはできまっシェン。
ドライフルーツの燻製はあるみたいだけどね。
ワシ自身があまりドライフルーツあんま好きじゃないので、今回はそのままジューシーに頂きます。
あ、でも皮の部分は燻煙材に混ぜると面白そう。
ところで?こいつなんて種類のミカンなん?
大きさ的には晩白柚(ばんぺいゆ)ってやつかな~?
でもなんか皮の艶が違うし・・・
誰か教えてくり~
【旅燻】〜一方通行・・・なのにすれ違う想い〜
来年は・・・・ちと不安
年末年始はいつも母の介護旅行。
お客様おもてなし用の料理も高齢となって中々作れないし、かと言って教えるのも下手な母と、教わるのが下手な兄夫婦がガチャガチャするのを避ける為、元旦をまたぐ数日はプチ旅行でニアミス回避している訳です。
今年は「AJリゾートアイランド伊計島」
https://www.instagram.com/ajresortislandikeijima/
http://www.aj-hotels.com
お世話になりました。
スタッフのお人柄がサービスに反映されている施設です。
正直、設備はいたって普通なんですが、スタッフのフットワークや笑顔に癒されました。
しかしながら、母にとってはストレス回避のための時間ですが、ワシにとってはこの旅行は苦行そのもの。
別に宿泊先を手配したり、車いす押したり、あっちゃこっちゃ移動するなど喜んでもらうために頭使うことも体使うことも苦じゃありません。
むしろやりがい感じるし。
ただ・・・ただ会話?が辛い。
なんせ執着が服を着て歩いている様な人。
向こうから口を開けば文句や愚痴、後悔や不要な危惧ばかりでネガティブワードのオンパレード。
質問かと思ったら、こちらの返答は聞いていない。
こちらから話題を振ってもノッテ来ないどころか、意図していないポイントで反応して勝手にテンション下げるし。
会話(対話)が全くと言っていいほど成り立ちません。
しょうがないので、こちらも相槌だけ打ってネガティブワードは右耳から左耳にスルーさせる様努めました。
おかげで年末からお正月三が日はグッタリです。
ワシの正月は明日からの2連休かも(w)
仕事というか作業はあるので純粋な休みじゃあありませんが(汗)
怒燻の続き
さて嫌われる勇気でおなじみの心理学者アドラーさんによると
⑴支配
⑵主導権の獲得
⑶権利擁護
⑷自己正義の発揮
といった何らかの目的が達せられない要因が発生した時にそこにある不都合に対して
「怒り」という手段で自己主張する手段こそが「怒り」ということでしたね。
では私が日頃から母に感じる怒りは何なんでしょ?
⑴支配・・・・母を自分の都合良く動かしたかったのか?確かにネガティブな発言をもう少しポジティブにして欲しいという欲求はあります。ある程度私という人間に内包されていると言って良いっす。
⑵主導権の獲得・・・これに関しては、ほぼ無いと言っていいかな〜。
誰かに乗っかっている方が楽だと感じるタイプなので。
⑶権利擁護・・・これも違うな〜。何かしら取り合うとか、存在意義について危機感を持ったことは無いっすね。
では⑷の自己正義の発揮・・・これについてはどうだろうか?
自分の中で「こうすべき」「こうあったほうが良い」そんな感情が大きく働いているのは確かですね。
苦しんでいるし、本人もそれを改善したがっている。ならば〜したら良い。
と言った提案こそすれ、振り返ると自分の正義を振りかざしていただけで、もう少し共感した上での発揮であれば何かが変わっていたかもしれません。
思えば母だって「もう少し理解をしめすべき」といった正義を持っているはずです。その正義に対して寄り添いつつの提案という形に持っていけば聞く耳をもち、私自身もカリカリしなくて済むのかもしれません。
アドラーさんの理論に照らし合わせたら、少し見えて着たこともありって感じかな。
今度は、これらの直接的要因と二次感情である怒りのタイムラグについてもいう一度考えてみたいと思います。
正月の三が日は今ひとつ天気もすぐれなかったし、カミさんの実家にも顔出したりと移動が多かったので燻製も作れませんした。明日・明後日は何か燻したいな〜。
そういや豚のヒレ肉がまだ残っているので、下味付けとくかな。
【椅子燻】〜写経と社協の間に流れる時間〜
介護レベル
母と外出する機会があるのだが、ちゃちゃっと歩けない母のために車椅子を借りることにした。
叔父の件で福祉機器を扱う企業のシャッチョさんとも知り合いになれました。
彼にお声をかけて色々勉強にもなりました。
通常レンタルだと1ヶ月3000円(日割り計算はしていないので、実質2〜3日しか使わなくっても同じ料金)のところ介護保険を活用することで300円になるとのこと。
で、母のケアマネさんに連絡をしたのだが、「要介護1」の支援区分だと「歩ける」という判断になってしまい、車椅子のプランを組めないのだそう。
歩けると言っても母はかなりヨタヨタで、風が吹けば倒れてしましそうな感じなので要介護度を上げて欲しいと常々感じている。
本人(母)も余計なとこで「大丈夫よ〜自分でやるさ〜」とか何とか言って、調査員に元気アピールしちゃってんだろうな〜。
そんな不満を押し殺し、3000円を覚悟しかけたのだが「社会福祉協議会」なる施設では賛助費として年間500円を支払うことで、福祉機器の貸し出しをしているとの情報をいただけた。
そんなこともやってんのね。
早速、車椅子をレンタルしてきた。
貸し出しから返却までの日程についても融通が利くので日程に余裕を思って借りられるのもありがたい。私も実際に使うのは3日間ほどだが年末年始ということもあって10日間で借りることができた。
それで万一なんらかのイレギュラーで返却が遅れるにしても、延滞金などが発生する訳では無いので気も楽である。
車椅子だけでなくリフト車両などの貸し出しもあるそうなので、気になる方は問い合わせして見てもいいと思ふ。
怒りの心理学
ところで以前の記事でアンガーマネジメント(怒りのコントロールメソッド)について触れたけど、幾つかピックアップした怒りの特徴の内、②の
「瞬間的にカッとなった様でも実はきっかけとの間にタイムラグがある」という事について話そうと思ふ。
世の中には怒りっぽい人がいるもので、それこそ瞬間湯沸かし器のごとくカッとなったりプッチ〜んってなったり・・・。
私も以前は人に当たったりこそしませんが、しょっちゅう人の言動に「カチン」ときてました。
で、ある時不思議に思ったんす。
他の人は怒ったりしない場面でも私は「何に」怒ってるんだろうと。
心理学では怒りは二次感情と呼ばれます。
二次があるということは一次もある訳で、これこそが本来の怒りの種だとされます。
一次感情とは以下の通り
A.落胆
B.心配
C.悲哀
D,寂しさ
E.傷つき
どれも何かしらの「期待」「欲求」に対しての想いですね。
つまり自身が持っている欲求に対してネガティブなきっかけが要因となって怒りという化学変化を起こしている様なもの。
起きたことに対して直情的に感情を爆発させている様な人でも、実は無意識化でA〜Eのいずれかの選択をしています。
その為、選択と反応というステップによるラグがある訳っすわ。
ワシの母に対する怒りで考えると何だろう?
「もどかしさ」がワシが自覚しているきっかけなんですが、何故もどかしいのかを掘り下げると
・想定した返答(一般社会生活の経験則から予測)が中々帰ってこない寂しさ?
・他者とのコミュニケーションが上手くいかないのではという心配?
・良かれと思い伝えたことが裏目となる落胆
この辺りがない交ぜになった感じかな?
うーん・・・何となくまだしっくりこないので、違う視点からも考えて見ます。
かのアドラーさん曰く、怒りの目的には以下の四つがあるということでっす。
⑴支配
⑵主導権の獲得
⑶権利擁護
⑷自己正義の発揮
つまり、きっかけとなった事象に対してではなく、それを媒体にして⑴〜⑷の目的を達成しようとしている手段が「怒り」ということの様です。
前述した「二次感情」に見られた、要因と結果というステップがあるっつうポイントが同じですね。
アドラーさんの理論に照らし合わせた分析はまた次回以降で。
しかしこの数日はなんだか雨が多く、湿気た空なので燻製もああずけです。
雨は嫌いじゃ無いのですが、ケムケムできないのが残念ですわ。